三四楼・馬るこ二人会


立川三四楼「カナダ人からの手紙」
鈴々舎馬るこ幇間腹
 (中入)
鈴々舎馬るこ「鮑のし」
立川三四楼「死神」
(5/2・ヤマノミュージックサロン池袋)


馬るこさん応援してるのにしばらく観てないな〜と、ヤマノの会に行ってみた。めくりは無し、片方が演ってる時にもう片方は客席の横で色々やってる、というラフな会だった(笑)
三四楼さんは観るの初めて。「死神」はぜん馬←先代円楽なので円生のものなんだそう。サゲも含めて、私には初めて聴くカタチに思えた(笑)ギリギリまでさらってたそうだけど、普通に出来てた。
馬るこさんの若旦那を聴くのは初めて、いわゆる「若旦那」ぽくないのが却って自然でいい(というかこれ、若旦那の話なんだな)。オハコはあんなに素晴らしいのに、そうじゃないネタはちょっとあやふやというか、話のコアが見えない感じがするなと思った。でも聴いてるとにこにこしちゃう(笑)
中入後にいわく、会も9回を重ねて二人ともネタ切れだそうで、最近レギュラー入りした「トンデモ落語の会」で掛けたものを、でも下ネタ入りだから嫌いにならないで下さい、と何かと思えば「鮑のし」。どこが?と思ったら、覚える言い立ての内容やサゲなど。下ネタって、下ネタってだけで一定のハードル越えてるみたいな感じが(演者にも客席にも)あるからあまり好きじゃない。今回も、イヤな感じは全然しなかったけど、そうじゃなく面白いネタの方がいいなと思った。