時松歳時記 春匂う


三遊亭時松「花見の仇討」
柳家ほたる「疝気の虫」
三遊亭時松「猫の災難」


都合により、中入無しの計三席。冒頭の挨拶にて「(地震の影響で)先日は早朝寄席が中止になったけど、もしかしたら楽しみに来て下さった方もいたかもしれない。開催するのはそういう方のため、来るも来ないもお客様の御一存で」というようなことを言っていた。
「花見の仇討」は芝居にお侍、「猫の災難」は酔っ払いという時松さんにぴったりな二席。


初めて観たほたるさんは明るく楽しい。先日の落語会での、権太楼と遊雀さんの「くしゃみ講釈」のあまりの「同じ」っぷり(なのに全然「違う」こと)への感動?が尾を引いており、ほたるさんの陰にも権太楼を見てしまった。師匠と似てるなんて当たり前のことなのに、これまであまり考えなかった。