週末の記録



金曜のお茶は有楽町のcafe MUJIで、「10周年」と宣伝されてたパンデローと琉球紅茶のセット。カステラの原型となったポルトガルのお菓子だそうで、食べやすい。


土曜の午後は銀座に出て、シネパトスで公開初日の「BOX 袴田事件 命とは」を観る(記録を下に)。期せずして舞台挨拶に遭遇。さすがに混んでて最後の数席だった。
その後、トリコロール本店のエクレアとコーヒーで休憩。コーヒー美味☆
歩行者天国の中央通りを抜けて、汐留から大江戸線落合南長崎に移動、長席寄席へ(記録を下に)。終了後、会場近くの定食屋さんで、私は豚肉とナスの炒め定食、同居人はサバの塩焼きと山かけを食べて帰宅。



日曜の夕方、岩波ホールで「コロンブス 永遠の海」を観る。
制作時98歳のオリヴェイラ監督本人とその妻による夫婦が、コロンブス出生の謎を追って旅をする物語。でーんと構えたカメラで捉えられる、街や遺跡、海、長年連れ添った二人のミニマムなやりとりがいい。必ず一拍置いてから次の場面へと映る、そのおっとりさには、年季の入った映画的自信とでもいうようなものを感じる。
訪れる地ではどこも強い風が吹いており、掲揚された国旗がまるで船の帆のような音を出している。冒頭、初めてアメリカにやってきた主人公マヌエルが目にする、濃霧のニューヨークも印象的。タクシーの中から「ブルックリン橋だ」と言うんだけど、ほんとに中からの視点のみで、とぎれとぎれにぼうっとしてる。