▼パトリック・スウェイジが亡くなった…合掌。前にも書いたけど、私が初めて好きになった「ガイジンさん」の一人で、映画好きになるキッカケになった俳優だ。「ダーティ・ダンシング」は、「プラダを着た悪魔」の主人公ほどじゃないけど、何度も観た。「ゴースト」の時には冷めてたけど、学校帰りに友達と劇場行ったっけ。それ以外の出演作も、何だかんだでほとんど観た。
遺作となったドラマ「The Beast」は、日本でもAXNでも放送されるらしい(ニュース記事)。ちょっと観たいな…
彼がスクリーン中で主役として踊ってる最後の作品が、「ダンス with me!」(03/原題「One last dance」)。
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舞台となる老舗ダンスアカデミー(ビルの高層階にある)の雰囲気がいい。冒頭、久々に訪れて感慨ぶかそうに辺りを見回すスウェイジの表情が印象的だ。
▼先日書いたように、今月は興味を惹かれる劇場公開映画がない。ふと、自分にとっての「面白い映画」が、今後もずっと上映されなかったら恐怖だなあ、なんて思ってしまった。「劇場で」面白い映画を観るために、観客の自分にできることってあるのかな?と思うけど、採算や人力の面で無理を強いてまではなあ、とも思う。
▼月曜日、テレビを付けたらビストロスマップにイ・ビョンホンが出ていた。ルックスはとくに好みじゃないけど、物腰の感じがいい。「母と妹と一緒に住んでる」というのもキュートだ。翌日ツタヤでふと思い出して、棚をチェックして、最初にみつけた彼の出演作を借りてきた。
ここ数年、劇場で観る韓国映画って全部面白い。初めて観た「ほえる犬は噛まない」からしてすごく面白かったけど、そのくせそれ以降、DVDを借りることもなく、韓国映画には疎いままだ。まあ国で分けるのもピンとこないけど…
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きれいな広告みたいな映画。雰囲気がフランスっぽい。
調べたら、「グッド・バッド・ウィアード」(感想)のキム・ジウン監督作だった。カメラに物(ここでは泥、グッド〜では血)が当たるのが好きなのかな(笑)
冒頭「普段の仕事」を平然とこなすイ・ビョンホンは飛び蹴りもきまっててかっこいいけど、その後は何だかよく分からない。最後に復讐の理由として「あんなに尽くしたのに…」というようなことを言う、その犬っぽさ、ぼんやり加減はいいなと思った。クライマックス、機関銃で撃ちまくられて、柱の陰で両手で頭を抱えるシーンも可愛い。
私は男性が生き埋めにされるのに性的な感情を覚えるので、そういうシーンがあるのも良かった。ほんとは頭だけ出してってのがいいんだけど(子どもの頃観た「戦場のメリークリスマス」の影響か…笑)