週末の記録


大人になってからの夏は、何もしないまま終わってしまう。朝晩はだいぶ涼しくなってきた。先週「初めてエアコンをつけた」と書いたけど、それ以来必要ない。


金曜日、六本木ヒルズで「G.I.ジョー」を観る。ごちゃごちゃしてて疲れたけど、週末の夜にはこういうのもいい。ちょっとした感想を下に。
その後の休日は、ほんとにごろごろしてた。夜ごはんには、とんかつを揚げてもらったり、冬瓜と厚揚げを煮てもらったり。どっちも美味しかった。お酒はビールと、CM見て気になってたウメッシュゼリー。振って吸ったら(吸わないと飲めない)、あっという間になくなった。日曜の夜、やっと外に出て、同居人と皇居周りを走る。3週間ぶり。



寝転がって観たDVDは「ワイルドバンチ」(「3時10分」から西部劇気分)と「恋しくて」(今更ながらジョン・ヒューズ追悼)。
前者は面白いけど何度も眠りかけてしまった。
後者は十数年ぶりだけど、エリック・ストルツとリー・トンプソンが野外ステージ?で話をするラスト近くのシーンに涙がこぼれてしまった。
今にして思えば、「人生が自分のものではない」時期だからこそ、ああいう類のシンプルな感情のやりとりができるのかもしれない。私なら、ある程度の年齢以降は、例えば自分の絵を描かれたり、あんなふうに賞賛されたりしたら、嫌な気持ちになってしまう(自分が「対象」の側に固定されてる気がするから/作中のリー・トンプソンは別の意味で、複雑な気持ちになってたけど)。とはいえ「君は人から物を借りたりなんかしちゃいけない」というセリフには泣けちゃったけど(笑)
青春映画にはやっぱり「自分の部屋」のシーンが必要だ。それぞれがパーティの準備をするシーンが楽しい。ワッツ(メアリー・スチュワート・マスターソン)がああいう格好をする理由が、後で分かるとぐっとくる。
ちなみに初めて観たという同居人は、メアリー・スチュアート・マスターソンについて「昔のキーラ・ナイトレイみたい」と言っていた。「ベッカムに恋して」のイメージかな?