登山と落語の話


今年は初めて山に登るので(昨年の立山旅行は登山とはいえないし…)、登山靴を買ってもらった。石井スポーツ新宿店にて、履いてみて感じのよかったもの。他にも色々揃える必要があるけど、靴には慣れておかなきゃと言われたので、まずはこれから。うちで足を入れる練習をした。

写真の右は、買い物帰りに寄った喫茶店で、同居人が持ってたねりけしで靴と靴下を作ってくれたもの。つぶしちゃう前に一枚。


東京かわら版・今月号の表紙&インタビューは三遊亭円丈。ちなみに巻頭エセーの細野晴臣という人選は、タワーに落語コーナーが出来て置かれるようになったからかな…なんて思ってしまった。
私は円丈が好きなので、先月出た著作「ろんだいえん」も買った。表紙は自費出版みたいだし、文章は上手くないし、同じことを念には念を入れて語っててしつこいことこの上ないんだけど、余計好きになった。当然ながら、落語も音楽や映画と同じで、合う・合わないがある。ロックバンドの好みなんかもそうだけど、私は切実で弛まない人に惹かれる。
「古典で今でも受けるものでも、そのままではやらない」と言う円丈いわく「『替り目』は夫婦を逆にすれば使える」「『芝浜』は変えようがないから演りたくない」。落語を聴き始めた時から、古典に出てくる夫婦の奥さんの方はしっかり者ばかりで面白くないな〜と思ってたので(勿論女性キャラにも色々あるけど、例えば欲のおかげでトラブルに巻き込まれちゃうような、生きた主役がいないって感じ)、円丈の「替り目」聴いてみたい(笑)