タルトと牛丼の話



そんなわけで週末は、いつものように近所をぶらぶらしていた。
池袋の東武百貨店で開催中の大鹿児島展で「芋蔵」の唐芋タルトモンブランと、翌日の朝用にJAの出店による「茶美豚おむすび」を購入。目白まで歩いて久々にアコリットに寄り、フルーツタルトとミルクティーで休憩した。美味しかったけど、タルトがかぶった。食べたいと思ってると、どのタルトにも手が伸びるんだろう。


早朝ふと目が覚めたとき、牛丼の匂いを嗅いだような気がして、食べたくなった。私は丼ものに興味がないし、食べるとしても自分で適当に作るけど、このときは「そういうんじゃなくて…」と思い、その日の夜、生まれて3度目の吉野家で買ってきた。
(でも「牛皿」。自宅で薄切りネギを酒蒸したものを足して、ごはんに乗せた)
食べ終えた頃に実家の母親からメールが来て、「先日初めて『吉野家』に行きました」という。たまにこういう偶然があるけど、面白い。
ちなみに母は最近、友達に教えてもらい「王将」も初体験したそうだ(私はまだない)。私がいた頃は煮物や魚ばかりで外食なんてしたことなかったけど(祖父母が作っていたため。また田舎で店がなかったため)、年を取ると柔軟になるものだなあと思う。