キリンジ 10th Anniversary Tour 2008


(6月3日分の記録はこちら


6月14日、C.C.Lemonホール。同行者と「(当日開業した)副都心線の話題がぜったい出る!」と話してたら、当たったので笑ってしまった。MCによると、池袋方面から渋谷まで乗ってきたそう。
今回の席は、かなり前方のほぼど真ん中。前回のツアー(の同会場)ではもっと後ろだったし、先日のDUOでは柱で視界が遮られてたので、初めての「かなりいい眺め」。お兄ちゃんが結構不器用であることが分かった。ソロでボーカルを取るときにはギターの手つきが疎かになるとか…(それはそれで、味がある)。二人とも歌のほうはリラックスしておりよい雰囲気。
セットリストはDUOと同じ、今回も何てことないライブだったけど、「この部屋に住む人へ」のあたりで酔ったように気持ちよくなった。


6月15日、同会場。開演前にカウンターで買ったカンパリソーダとホットドッグで休憩(カンパリのC.C.Lemon割りというのがあったけど、やめておいた)。今回の席は右側の一番フチで、壁に背を向けるとと眺めもわるくないし、気楽に踊れた。たまに(具体的には「Ladybird」や「エイリアンズ」のときに)同行者の膝に座ってラクしたり。
内容は、この日がいちばんよかった。音響もステージ効果も昨日に比べ落ち着いてたし、メンバーは全員燃焼し切ったよう。「悪玉」「自棄っぱちオプティミスト」はほんとに盛り上がった〜。弟のボーカルも、はじめはリラックスしすぎか?ちょこちょこ外してたけど、のびのびしてたし、兄のギターは真夏のフュージョンってかんじだった。腕まくりも昨日と違い早々からしてたし、「太陽とヴィーナス」のラストのソロは笑っちゃうくらい、かっこよかった(笑)歌のほうは「帝都随一のサウンドシステム」の部分、あんなに上手いなんて感動。
ともかく気持ちのよい2日間だった。夜もぐっすり眠れた。