愛しのアクアマリン


買い溜めした花火もまだ残ってるのに、もう夜は涼しくなってしまった。
終わってしまう夏を惜しんで、前から気になってた「愛しのアクアマリン」をレンタル。
(アマゾンで商品がみつけられないので、HMVの当該ページ
海辺の町に暮らす女子高生・クレアとヘイリーのもとへ、嵐の夜に人魚がやってくる話。



冴えない高校生二人組のところに、異世界からお友達がやってくる…というストーリーは「原始のマン」に似ている。
(以前にも書いたけど、「原始のマン」で、原始人のブレンダンが初めてライターに遭遇する場面が、私の「見るだけで元気になれる映画のワンシーン」)
「原始のマン」しかり、こういうカルチャーギャップものは、やってくる「お友達」がよほど素敵でなければ…「天使とデート」のエマニュエル・ベアールが一番分かりやすい例かな?…一気に安っぽくなってしまうものだ。それはそれで楽しいけど。この映画の人魚・アクアマリンはあまりぱっとしないので、最初違和感を感じたものの、次第に可愛らしく見えてくる。
ヒーロー役の男のコも好きになってしまった。お部屋で腹筋やってるのを見て、筋トレが、ノルマじゃなく趣味である男のコっていいなと思った。


それにしても、「欧米の映画に出てくる汚いプール」を、いつかまとめてみたいものだ(それについて以前書いた部分)。今回は、人魚以外は誰もその中じゃ泳がないけど。
それから、アクアマリンが一枚のTシャツを色々アレンジして着るのを見て、10年くらい前だったかな、通販番組で「色んな着方のできるドレス」というのを売ってたのを思い出した。