おまけつき新婚生活


観てきました。→公式サイト
作家のアレックス(ベン・スティラー)と編集者のナンシー(ドリュー・バリモア)はニューヨークに暮らす新婚カップル。二人はブルックリンの豪華な二世帯住宅(原題「Duplex」)を手に入れるが、2階に住むコネリー夫人は相当な曲者で…
監督ダニー・デビート…といえば想像つくとおり、軽いブラックコメディです。



冒頭、アニメーションで幕を開けるのですが、ドリューの顔は、アゴがちゃんと?二重なの。でもやっぱりカワイイ(笑)
これ、チャリエン・フルスロットルの次くらいに撮られたんだよね、作中二階に忍び込む場面では、エンジェル時の彼女を思い出しちゃった。
でもって、冬のハナシなんで、ベンとドリューが買物などする場面を見つつ、ああもう夏にも飽きたなあ、やっぱり二人で歩くなら寒い時季だよなあ、コート着た男の人の腕にぶらさがるの大好き…とか思ったりして。
冬といえば、ドリューのマフラーがどれも可愛かったです。今回はパンツばかりだったけど(膝下でさえ一度も見せなかったんじゃないかな)、職場での白いシャツも、レストランでのざっくりめのセーターも、すてきだった。


たとえばお店でお茶でもおひるでも注文して、でも全然こないとき、一緒にいる男の人はどういう態度に出るだろう?こっちが困っちゃうくらい当り散らす人は言語同断。あっちもこっちも立てつつ、トラブルに対処するのってたいへんだ。
この話のベン・スティラーは、まあ普通の男性である。ドリューのほうは結構寛大で、夫がとんでもないヘマ(ばあさんのテレビの音量が凄まじいので、手を叩くと電源が切れるセンサーを取り付けに忍び込むんだけど、説明書のついた箱を置き忘れてきてしまう…)をした後も、ちゃんと彼のほうを向いて眠る。私だったら…いや、そういうときだからこそ、いちおう、彼の手やら何やら、握って眠るかも(笑)


イジワルばあさん役のアイリーン・エッセルの顔、すごくよかったです。まあ、少々下品なネタがあるので、ゴハン食べながら見たらツライって人もいるかも…


最後に余談だけど、私が、この映画観ながら思い出したもの→大島弓子の「ノン・レガート」(宝くじを当てて高級マンションを購入したが、まわりの老人軍団に困らせられる少女の話)/以前も好きな映画として書いたけど「ニューヨークの亡霊」(これも出版社に勤めるジェイムズ・スペイダーが購入したアパートに、マイケル・ケインマギー・スミスの亡霊カップルが住んでたという話。巻尺持って立ち尽くすスペイダーがカワイイ←まだギリギリ可愛かったころ(笑))