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山岸凉子舞姫 テレプシコーラ」7巻
(先日発売されたのに、なぜかアマゾンにない…)
いつの間にやらこんな巻数に。
私はバレエに関してはまったくの無知なのですが、この話では「バレエをとりまく色々」が描かれているので面白い。現在、主人公の六花は振り付けに目覚め、姉の千花は入院中。
そして、なぜか心に残るのは、六花の学校生活。といっても彼女は毎日バレエに忙しいからそういう描写は少ないし、そもそも山岸凉子が描いてるんだから現代的・リアル、というのとはかけ離れてるのですが(しかも絵は雑(笑))、なぜか、登下校のちょっとした様子や、クラスメイトの坂口とのやりとりが印象的。この巻では、坂口の家を訪ねるくだりが面白かったなあ。読んでる人にしかわかんないけど、ファンシーな部屋でケーキ食べたりして。山岸凉子の漫画って、出てくるすべてのキャラクター、家の間取りさえも、ああそうか、こういうアレなのか、と思わせられる。


よしながふみフラワー・オブ・ライフ」1巻

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)

こっちはほんとの「学園モノ」。これまで読んだ彼女の作品(全部ではない)の中でいちばん好きかも。
白血病のため一年遅れで入学した花園くんを主人公に、「ぬいぐるみみたい」な三国くん、腹割れオタクの真島くん、その他クラスメイトの面々、先生、家族…をやさしく、テンポよく描いています。女の子はほとんど出てこない…無視されてるわけじゃなく、なかなか印象的なセリフを吐いたりもするけど、顔の区別はつかない(笑)
冒頭、現国の授業で新川和江の「わたしを束ねないで」をやってるのですが、これ定番教材だけど、この先生が、この生徒たちにと考えると、ちょっと面白い。
しかし未完漫画「6つのエメラルド」の元ネタわかる人って…(笑・結構年いってる少女漫画読み(私含)でないと…)