血を吸う彼等



(タイトルが駄洒落になってしまった…)
私はホラーやオカルト映画には疎く、吸血鬼映画もそれほど知りません。ぱっと思い出すのは「ハンガー」のドヌーヴ&デヴィッド・ボウイと「クロコダイルの涙」のジュード・ロウ。それから先日の日記つながりではジム・キャリーが(吸血鬼役じゃないけど)出てる「恋のチューチューバンパイア」というのもあるね。結構面白かった。



ウチになぜかビデオがあるのが「ハリウッド・ナイトメア」シリーズの一編「愛と哀しみのバンパイア」。ヴァンパイア役はマルコム・マクダウェル
一人ぼっちで現代に暮らす吸血鬼の彼は人間を襲うことができず(「シャーク・テイル」のベジタリアンシャーク・JBみたい)、血液銀行の夜警をしてしのいでいた。しかし彼が血を盗むせいで(笑)経営は悪化、社長にリストラをほのめかされる。困ったあげく、仕方なく夜の町へ…
ほぼ全篇夜警の格好で通すマクダウェルは、小心者で心優しい吸血鬼。職場の同僚サリーとじつは相思相愛なのだけど、積極的な彼女に抱きつかれても、興奮して歯が伸びてきて…ダメダメ!と自制して終わり。情けない、けどカワイイ…
私はマルコム・マクダウェルって「タイム・アフター・タイム」(こんな話)のイメージが強いんで、こんなヘロヘロな役も結構はまってるように感じます。


それから、ビル・ナイ出演作でまだ観ていなかった「アンダーワールド」(ASIN:B0000YTR50)借りてきました。ヴァンパイアと狼男の長きに渡る闘いにおいて、なぜか人間のマイケルさんが狙われてえらい目に遭う話。
ビル・ナイは、主役のヴァンパイア戦士セリーン(ケイト・ベッキンセール)に呼び起こされる長老ビクターの役なのですが、とにかく強いの。強いってのはそのまんまの意味で、相手を持ち上げちゃったり吹っ飛ばしちゃったり。でも、アクションシーンもいいけど、やっぱり、喋ってるとことか立ち居振る舞いに惚れ惚れ。最後は笑っちゃったけど。


ちなみにサントラに入ってるボウイの「Bring Me the Disco King」は私が「Realty」の中で一番好きな曲なのですが、どこかで流れてたっけ…