あらすじを書くということ


「アイ・ロボット」のアレックス・プロヤス監督02年作「ガレージ・デイズ」(ASIN:B000666RXW)観たんだけど、あまりこういうこと言いたくないけど、こんなダサい映画久々…
売れないロックバンドの数年間を描いた話なんだけど、まず主人公の男の子の顔がめちゃめちゃジジくさい!愛すべきジジくささというんでもなく、とにかく画面見てても心が全然踊らない。
夢破れた主人公は「懐メロバンド」としてそれらしき店でAC/DCなんかを演奏して生活するんだけど、前半、バンドの資金集めに奔走するとこで本物の「It's A Long Way to the Top」が流れるとこは(そりゃあ最先端じゃないにせよ)カッコいいのに、ニセモノはこんなにカッコわるいのかと(そういうふうに描かれてるわけだけども)、しみじみ思いました。
(注・これはオーストラリア映画


ところで、私は映画の感想を書くとき、必ず簡単なあらすじを添えるようにしています。
私自身がそういったものを読むとき、話の内容が説明されてたほうが嬉しいから。
あらすじなんて映画サイトにいけばすぐみつかるけど、自分が他の人の文章を読むとき、わざわざ検索する手間はまずかけないから。
私は、私が読みたいと思うカタチの文章を書いているわけです。
(とはいえ、他人の文章読んでてあらすじがないから不満に思うかというと、そんなこともない。服なんかと同じで、「自分が着る」ことを意識すると好みは明確だけど、他人の表現はそれに沿ってなくても気にならない)


あと、単純に、あらすじをまとめるのが好きなので。感想や意見を書くより、純粋に「文章を書く」楽しさが味わえる。過不足なくまとまった(気がする)と、秘かに嬉しい。