週末の記録



リーガロイヤルホテル東京にて、柳亭こみち真打昇進披露宴。楽しくてあっという間に終わってしまった。燕路師匠がスピーチで「(おそらく他の真打の披露目に比べて、の意で)芸人が少ないとお思いでしょうが、これはこみちのプライベートなパーティでして…」と言っていたけれど、三百何十人もの一般人がお祝いしたい気持ちで来てるってすごいなと思った。


(こみちさんと私は同い年で、丁度リーガが開業した頃から同じキャンパスに通っていたのです。知己があったわけじゃないけど。私とは比べ物にならない努力家だけど、変な言い方だけど、彼女にとってはそれが普通なんだと思う。ともあれ彼女のような人がいることが嬉しい)


師匠は始め、女だからと(落語は男のものだからやりにくいだろうと)悩んだけれど、おかみさんの「女だからという理由で好きなことが出来ないなんておかしい」の一言で弟子に取ることにしたんだそう(…という話をこみちさんがしようと思っていたのに、事前に話したら師匠の挨拶に取られてしまったんだって・笑)白鳥さんの手による「女目線の」新作をやるようになった切っ掛けも、間接的にだけど、初めてはっきり聞いた。客のやることといえば享受するだけだけども、例えば私は噺家が男でも女でも全然かまいやしないから、客が変わることによる変化もきっとあると思う。私達は変化の中にいる。