清瀬けやき亭落語応援会


柳亭こみち都都逸親子」
柳亭市弥「粗忽の釘
 (中入)
春風亭正太郎「時そば
鈴々舎馬るこ阿武松
 (1/19・清瀬けやきホール)


チラシを見かける度に気になってた落語会「そうだ、じゅげむきこう」に出掛けてみた。
まずはこみちさんが、二つ目になったばかりの市弥に中入前を譲っての登場。「一分の話が何とやら…」と小噺幾つかを披露した後、続けて、子どもが居るからか?子どもの出てくる噺、といっても最後には「大人」の噺になっちゃうけど(笑)
市弥は名前の由来から。市馬一門はさわやかでいい(笑)二つ目になったばかりというので、羽織を脱ぐ仕草に注目してしまう。「粗忽の釘」は「余談」の多い長いバージョンで、要所は笑えるけど、夫婦のやりとりは少々ぎくしゃくしてるというか、馴染んでる感じがせず、聴いてて落ち着かない。
中入後の正太郎は噺家の正月についての枕から。前半のそばを食べる仕草になんてたっぷり!と思っていたら、不味い方のそばもたっぷり、場内は笑いの渦。市弥も枕でそばを食べる仕草を披露してたので(それを見た相手に「前座だな」と言われる、というギャグだけど・笑)、比べてしまった(笑)
トリは馬るこさん。流暢な部分に全身使った漫画みたいな部分、それに「余談」が入ってごちゃごちゃの一席、考えたらこの味わいって馬るこさん唯一のもの。ところで○○の上で喋ったことのある噺家って、白鳥さんと彼の他にもいるのかな(笑)