日本演芸若手研精会



開口一番(柳家小はぜ「狸の鯉」)
古今亭志ん吉「七段目」
柳亭市童「壺算」
桂宮治「饅頭怖い」
 (中入)
春風亭正太郎「棒鱈」
柳亭こみち「唐茄子屋政談」
 (9/5・日本橋劇場)


数年ぶりに研精会に出向いてみたら、前座の小はぜさんからして、続く全員が、上手くて驚いた。みっちり入った場内も盛り上がっていた。
妙なことに、例えば志ん吉に菊之丞を、市童に白酒を、正太郎に三三を聞いた。師弟関係にあるわけでもないからおかしなことだし、仮に噺を教わったとしてもそういうんじゃない、というちょっとしたところ。「伝統芸能」って、演者皆が共有してる世界なんだとふと思った。