白鳥一人創作落語会



三遊亭白鳥「トキそば」
三遊亭白鳥萩の月の由来」
 (中入)
三遊亭白鳥「殿様と海」
 (4/9・なかの芸能小劇場


開口一番「今日は古典尽くし」。この会はなぜか自分を初めて見る人が多いからと挙手を募るも殆どおらず(ということは「ファン」が多く)、一席目から笑いが先走るも…私もやっちゃったけど…全然悪い感じがしない。終わってみればどの噺にもくそまずいものを食べる場面あり、一席目と三席目には「寄席じゃ出来ない」座布団芸あり(「次に上がる人が座りづらいから」と言われたんだそう・笑)


落語を聴き始めた頃の、こんなに楽しい落語があるんだ〜という思い出の「萩の月」、久々に聴いたら随分と登場人物全員、特に左甚五郎が「軽く」感じられ面白く思っていたら、中入後の枕で「あんなに旅して歩き回ってる人が年寄りなのはおかしいから、若い設定でやんちゃにしてみた」とのこと。この日は三席とも何というか「キャラクター」が薄くて、それがまた新しい感じがしてよかった。