週末の記録



いすみ鉄道ランチクルーズ」へ。
新宿を出て外房線の大原駅まで二時間超、いすみ鉄道に乗り換えて集合場所の大多喜駅まで30分ばかり。外房線も佳境に入ると扉が開く度に子どもの頃の夏の匂いがし、いすみ鉄道からの眺めは旅行気分を高めてくれる。写真はクルーズ終了手前の国吉駅にて。


大多喜駅のホームに待つのは、観光急行として使用されている「キハ28」。最前が「レストラン車両」になっている。
乗り込むと、写真のようにテーブルセッティングがされている。ボックス席の片方に天板を乗せたテーブル。実はこうした造作が一番面白かった(笑)「机の脚」の工夫や、板の上の「寄りかからないで下さい」(だったかな、そういう意味合い)の注意書き、飲み物がずれないように設置されたプレート等。ちなみにちらと写っているパンがとても美味しかった。


私達が乗車したのは「伊勢海老特急・イタリアンコース」。スパークリングワインに始まり主に近くで採れた海産物を使った品々…前菜、スープ、第一の皿(冷製スパゲッティーニ)、第二の皿(伊勢海老の香草オイル焼き)、デザートにコーヒー。火はもとより電気も使えない中で料理が出てくるのが興味深く、車両前方でなされている作業(区切ると「電車」が味わえないからだろう、作業場との区切りは無い)をしげしげ見てしまった。
写真は特に美味しかった「真鯛のスープ」(パンを浸すと最高)と、一応メインの伊勢海老。結構揺れるのでお腹が落ち着かなかったけど、楽しく食べた。


締めは「自家製レアチーズケーキとジェラート」とコーヒー。
サーブされると同時に国吉駅に到着、しばらく停車するというので、ジェラートを食べてから降りてみた。写真を撮ったりお土産屋さんで買い物したり。戻ると「盛り付けを担当した」シェフから挨拶。お土産に何か月間か有効の1日フリー乗車券やいすみ鉄道もなか等をもらって解散。実にあっという間だった。