週末の記録


金曜の夜、あと一週間の公開なので、イメージフォーラムブレッソンの、せめて「スリ」だけでもと観に行った。スリ行為のレッスンの何とも言えない可笑しさ、本番での緊張と快感。理由も無く恋におち、抱き合う二人。
ドフトエフスキーを下敷きとする本作はとくに、愛するカウリスマキと重ねて観てしまう。主人公が帰宅するなりベッドに就くシーンや、彼と女が街角のテーブルに座るシーンなど、事象をばしっとフィルムに焼き付ける、というような語り口に通じるものがある。編集された「予告編」においては余計そう感じるのが面白い。




土曜日、関東地方は梅雨明け。午前中は鈴本演芸場にて「円窓・円丈二人会」。とても面白かった、記録を下に。
炎天下のアメ横で、同居人が生ライチとマンゴーそれぞれ山盛りにパスタ6キロ!を買ったので、荷物を置きに帰宅。炊きたてのご飯に、今年初の冷汁でお昼。

再度上野に出て「たる松」で一杯。樽酒好きの同居人が以前から気にしてたお店。枡に注がれてない、しかも注ぐと量が丁度の樽酒なんて初めて。私は店で唯一の梅酒を注文。
その後、恒例の浅草寺ほおずき市へ。夕暮れのいい時分に到着、と思いきや文扇堂がもう閉店していたので出店の方はと見れば「本日休業」、うちわが入手できず残念。金龍山のおばあちゃんは元気だった。いつものお店でほおずきを買い、鮎とビールで休憩。今年は節電のため、照明にLEDランタンが使用されており、ほおずきブースはともかく、夜店の方じゃ何売ってるか分からないくらいだった。昔のお祭りってこんなふうだったのかな、と思う。


日曜日はお昼から新宿武蔵野館で「ちいさな哲学者たち」。感想を下に。
六本木に移動して、国立新美術館にて、同居人の身内が入選した毎日書道展を観る。この展示会はとにかく量があるので壮観。
ミッドタウンの茅乃舎でお買い物&マディソンパーク・カフェでお茶して帰宅。