土曜は上野に出掛けた。お昼どうする?とアメ横をぶらつく途中、安さに負けて鮭10切れと明太子の箱詰め、袋一杯のエビなどを買ってしまい、ずっと持ち歩くはめに(私が、じゃないけど…)。食堂みたいな所がいいと言うと、公園口の上にあったな〜というので向かったら違うお店になってたけど、お腹も空いてたのでその「ぶんか亭」で御膳を食べる。しいたけの入ってない筑前煮って初めて(嫌いなので有難い)。
それから国立西洋美術館で「古代ローマ帝国の遺産」展を観た。取っ手もどこも、額のせまい人の顔だらけ。家の内装が楽しかった。
池袋に移動し、東武にオープンしたクリスピー・クリーム・ドーナツに寄って(前にも書いたけど、新店舗開店のたびに小旅行がてら出向いてるので)、限定商品のタオル入りポーチを購入。小さくて可愛い。
新宿に戻り、武蔵野館で、ほぼ滑り込みで「地下鉄のザジ」を観る。
やっぱり面白い!もし私が役者だったら、ああいう映画にちょい役で出たい。撮影はどんなふうだったろう?どうして他の人たちは、ああいう映画を作らないんだろう?なんて。観賞後、同居人いわく「黙ってるのが辛かった〜喋りながら観られたら最高」。
ドリフのコントみたいな追いかけっこ、合間に挟まるザジの笑顔。高所で寒がる白くま。ブーツのオルゴール、ブーツの銃。ジャズの流れる夜の雑踏。恋するマドが、階段降りながら歌う詞が好きだ。「彼は体が丈夫で小金持ち…」みたいなやつ。
乗り物好きにとっては、電車に始まり最高に魅力的な観光バス、車、また電車で終わるのもたまらない。
トイレから出ると、ロビーで待ってた同居人が「これいい!」と飯島奈美の「ごはんにしよう。」(asin:4579210875)を買っていた。何作ってくれるか楽しみ(笑)面倒くさがりの私には「面白南極料理人」(asin:4101153515)のレシピのほうが合ってるかも(簡単パエリアやドレッシングで作る酢豚には、なるほど〜と思った)
武蔵野館といえば、この週末は観られなかったけど、「パイレーツ・ロック」のサントラで「エレノア」聴いて、久々に、タートルズっていいな〜と思った。
Present the Battle of the Bands
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出演者は順に、柳亭市楽「悋気の独楽」、林家彦丸「唖の釣り」、三遊亭亜郎「お菊の皿」、桂笑生「矢橋船」。ところで「悋気の独楽」のマクラでは大抵「男女間の嫉妬」に触れられるけど、これってそういう話なんだろうか?故・有名落語家もそうなので、そうなんだろうけど、決まりみたいに口にされると、いつも違和感を覚える。
日曜は、西新宿の芸能花伝舎で開かれた「芸協らくごまつり」へ。去年は何だかんだで行かず、初体験。
小雨上がりのお昼過ぎに着くと、結構なにぎわい。芸人屋台で、楽輔の静岡おでん(10個で1000円、おまけにごぼう天を付けてくれた)と鶴光の串カツ(豚+玉ねぎ、うずら、ポテト)、それからカレー(茶飯?にせんキャベツ乗せ)を二人で分けて食べた。昨年、おでん目的で静岡に行ったので(11月・12月)久々の再会が嬉しい。ウインナーに味噌だれはめずらしい感じ。
マジックショーなどをぶらついてから、ホールで行われた、桂平治・昔昔亭桃太郎・三遊亭小遊三の落語会を観る。迷った末この組み合わせを予約したけど、楽しかった☆順に「普段の袴」「春雨宿」「浮世床」という、三者それぞれの王道?ネタ。ナマ桃太郎がやっぱり嬉しく、爆笑させられた。昔の人だな〜とも思った(笑)小遊三師匠はほんとに上手い。
所用を済ませながら、遠回りして歩いて帰宅。道中寄ったパティスリーマーブの新商品、黒ゴマプリンとチーズケーキをおやつに食べた。同居人も感動してたけど、ここのは何でも美味しい。
(やっぱり「落語」カテゴリを作るべきかな?でも大したこと書くわけじゃないしなあ)
(通りすがりに、こういうの久しぶりに見たなあと撮った写真。百人町にて)