宇宙へ。



設立50周年を迎えたNASAの足跡をたどる、BBC制作のドキュメンタリー。
ロケットが次から次へと打ち上げられる様は、映画としては、最初から最後までずっと前フリ、あるいはずっとクライマックスといった感じで、寝不足もあり何度か眠ってしまった。


派手な発射シーンの連続に、へんな言い方だけど、日本のような地味な国に生まれてよかったなあ、と思ってしまった(日本に生まれたからこんな「私」になったのか・笑)
それに、打ち上げを見に楽しそうに集まってるのは白人ばかりで、世の中はそんなものだと思うけど、少しでもあの頃から遠ざかってよかったと思う。


誰にとっても、もの心ついた頃の大きなニュースというのがあると思うけど、74年生まれの私には、86年のチャレンジャー爆発事故もその一つ。初めて認識した「アメリカ大統領」はレーガンだ。死の可能性を考慮した仕事とはいえ(そのへんのかっちりした部分は知らないから、詳しい感想は述べられないけど)、物事には犠牲がつきもの、というようなことを言われると、なんだかやりきれない。