週末の記録



東京では「今年2度目の猛暑日」になった金曜の夕方、新宿で待ち合わせて追分だんご本店でかき氷を食べる。実家で作るいちごジャムのような味のみつに、バニラアイスのトッピング。同行者はおやつ3つの組み合わせ「味の散歩」セット。周囲には一人でかき氷を食べに来ているおじさんが数人おり、皆結構な勢いで済ませて席を立っていた。



土曜日は、栃木へ水陸両用バスに乗りに出かけた。川治ダムの内部見学と、バスによるダム湖の遊覧とを組み合わせたツアー(バス製造元の紹介ページ)で、数日前に飯田橋駅構内でポスターを見かけて申し込んだもの。
新宿から東武の特急スペーシア下今市に出て、野岩鉄道に乗り換え、ツアー出発地の湯西川温泉駅に到着。時間に余裕があったので道の駅で温泉に入り、そばと岩魚を食べる。そばはとても美味しかった。露天風呂が、目隠しで全然「露天」じゃなかったのが残念。
スクリューの付いたバスは広い窓にガラスがはまっておらず、振動も風もうるさいけど楽しい。数分の移動で川治ダムに到着し、国土交通省のヘルメットをかぶり、エレベータで60メートル下ってキャットウォークを歩く。上も下も横も、いい眺めで気持ちよかった。
その後バスに戻り、湖への道を下って水上へ。スプラッシュマウンテンより本物の迫力があった。
湖を一周する間に雨がぱらつき始め、駅に戻る頃には土砂降りで、次のグループの参加者は可哀そうだった。それから、ツアーと関係ないけど、私の大好きなお菓子「エリーゼ」の栃木限定いちご味が売り切れだったのが残念…。
東京に着いたら雨の形跡はなし。ベランダの窓を開けてごはんの最中にはげしい通り雨が降り、食べ終わって外に出たら、都庁がここ数年で一番というくらいきれいに見えた。


(その他、写真はこのカテゴリの一番下に)
(関連リンク:水陸両用バスを所有するNPO法人の代表インタビュー…水都・大阪に水陸両用者を走らせる



日曜日は曇りで涼しかった。夏も終わりか〜と寂しく思いながら、オリンピックの女子マラソン中継を観る。同居人も走りに出た。私がベッドで寝転がってる間に選手たちは42キロ超を移動するんだから、人間の足ってすごい。
お昼は「大衆食堂のようなところで洋食を食べたい」と、三平ストア本店のレストラン「はやしや」に行く。ハヤシライスを頼んだら「ソースが切れてて…」と言われたので、私はエビフライとハンバーグのセット、同居人はオムライス。スープやポテトサラダは口に合わず残しちゃったけど、エビは美味。5階なので眺めはいい…というか、普段あまり見られない風景ではある。目に入るのは、靖国通りを挟んだ向かいのドンキのディスプレイに映る「演歌ベストテン」。店内にドリンクの自動販売機(ほぼ定価)があるのが謎だ。
その後、公開期間の短そうな映画「旅するジーンズ(略)」を…と思ったら、この日は一回きりの上映ということで、あきらめて東京都写真美術館で写真展「昆虫4億年の旅 進化の森へようこそ」を観る。先日多摩動物公園で見たヒカリキノコバエの写真があって嬉しかった。
遊び疲れかだるさを感じたので、早めに帰宅。どて煮と、アスパラとトマトと炒り卵のサラダを作ってもらう。美味しかった。ごちそうさまでした。


▼以下、ダム旅行の写真。



行きの野岩鉄道の中。



突然、数年ぶりに正座したくなった。



湯西川温泉の道の駅にて。バス待ち中。



このバスに乗る。



ダムに着いた。



見下ろすとこんなかんじ。



ヘルメットをかぶってキャットウォークへ。



網目から下を覗く。



バスはダム湖の上へ。



振り返ったところ。ここから入ってきた。



帰りに急な雨。湯西川温泉駅のホームから。