ラッシュアワー3


バルト9にて上映初日。満員だったうえ、皆盛り上がっていた。



大好きな「シャンハイ」シリーズには遠く及ばないけど、面白かった。
ただ、登場したジャッキー・チェンの顔があまりに老けて見えてびっくりした。下から見上げたカットは、たるみでサモハンキンポーみたいだった。


世界陸上では、日本人ばかりじゃなく優勝した人の顔を映してほしいと思いつつ、「洋画」に日本人俳優が出てると、とくにファンじゃなくても嬉しいものだ。真田広之工藤夕貴も、もうちょっと顔が見たかった。上映時間が短すぎると感じた映画は久々。
クリス・タッカーは「ジャッキー・ブラウン」の頃とは別人のように膨れていた。どうせ「相棒」役なら、もっと太ってデブキャラになれば面白かったのに。


ジャッキーとクリスが仲違いするお約束のシーンで、ホテルの部屋から飛び出したクリスは中華料理屋でお惣菜を、残ったジャッキーはルームサービスでフライドチキンを注文する。でもどちらも食べるシーンがなく、残念に思った。


冒頭、クリス・タッカーが女のコたちを交通違反で捕まえるシーンで、(ジャッキーつながりで)子どもの頃観た「キャノンボール2」を思い出した。スピード違反で停められたお姉さんコンビが、いつものように「お色気」で乗り切ろうとすると、白バイから降りてきたのはそれ以上に胸の大きな婦警さんで、つかまってしまう。シンプルだけど示唆ぶかい場面だ(笑)そうだよなあ、もし自分が警察なら、お色気って無意味だよなあと思った記憶がある。