週末の記録


関東地方の天気予報では「週末までが今冬一番の寒さ」と言っていた。その後はちょっとずつでも気温が上昇していくのかと思うと、冬ってこんなもんだっけ?別に寒くないじゃん、と思えてくる。実際、月曜の今日はそれほど寒く感じない。私は暑がりのほうで、服も先週だけ「3枚」になった(アンサンブルのトップス+コート。これまでは一枚+コート)。それでもお店の中などではのぼせてしまう。暖房は使わないし、起き抜けや外出中は盛大に窓をあけて空気の入れ替えをしなきゃ気が済まない。今はたまたま同居人が私以上に高温なので助かる。


土曜はシャンテシネに「ヒトラーの贋札」を観に行く。場内はほぼ満席。面白かった(感想は下に)。
ところで「ラスト、コーション」の予告を観るたび、ニール・ジョーダンの「ことの終わり」を思い出す。「ラスト〜」がどんな話だか知らないけど、戦時中に、帽子だのコートだのをきちんと身につけた婦人が慌しく「逢い引き」をする。不謹慎だけどしてみたい。


夜は一平でおでん。最近食べた中では(関西風のこっちより、味の濃い)お多幸のほうが好み。おでんといえば忘れられないのは、ちょうど2年ほど前に旅行した姫路で入ったお店。駅からお城まで歩く途中にふらっと入ったんだけど、とても美味しかった。


日曜は池袋のサンシャインシネマで「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を観る(感想は下に)。夕方の回が、1時間ほど前の受付でほぼ満席。池袋で映画を観るのは単館もの以外初めてだけど、作品のためか、観客の年齢層が他で見られないほど低くて驚いた。でもって途中、上映事故があった。スクリーンが真っ暗になり、アナウンスもなく客電がつき、15分の休憩。長蛇の列に並んでポップコーンを買う。帰り際に無料観賞券が配られた。ここまでの事故は初めてで、ちょっと面白かった。



その後、一週間前にも訪れた東武の北海道展に。ホワイトチョコソフトを食べていたら、前のブースの「ずわいがに鍋セット」が目についたので購入。夜はカニすき。量が多くて食べ応えがあった。鍋しながら雪が見られるかと期待して、途中何度か窓の外を見たけど、結局その夜も次の日も、降らなかった。
西武で開催中の「うまいもの店」にも寄った。風来坊(手羽先)・コンパル(喫茶店)・ヤマサ(ちくわ)と愛知の企業が多かったこともあり、色々買ってしまう。地方企業は、もしCMがあるなら、音声無でも映像を流してくれたらいいのにと思う。ヤマサのが見られたら、もっと買い込んでただろう(笑)物産展じゃないけど、海ほたるの「ぐりこや」で、グリコカレーの昭和30年代のCMを流してたのは楽しかった。
ヤマサでおでんセットを買って(ちくわストラップをもらう・写真)ふと思ったんだけど、私の実家は、両親も祖父母も富山の出身で、東京に出たのち愛知に落ち着いたので、食生活は北陸風なのに、おでんは味噌をつける名古屋風だった。子どもの頃は「うちのもの」が当たり前なので考えたこともなかったけど、そのうち理由を聞いてみよう。
暑いので、タータン珈琲のコーヒーゼリーソフトで休憩した。ワッフルコーンに砕いたゼリーとソフトクリームが入っており、どうやって食べたらよいか分からずべちょべちょになってしまった。砕いた珈琲パウダーがかかってるのが特徴だけど、以前急いでコーヒーを淹れる際、フィルターにお湯を注ぎすぎて粉が混じってしまい泣きそうな思いをしたことがあるので、その舌ざわりを思い出して震えがきた。他の人にはたぶん、美味しいだろう…。


催事といえば、23日からは恒例のサロン・ド・ショコラ。今年はちょこっとでも空いてる時間に行きたい。それにしても、伊勢丹は催し物の外壁告知を頑なにしないからさすがだと思う。新宿西口のスタバに行けば向かいの小田急・京王、南口のスタバからは高島屋の垂れ幕が見えて、ちょっと寄ってこうか〜となるんだけど。池袋東武なんて、地下階のエレベータは全機、扉全面が北海道展の広告だった。伊勢丹はエレベータの周囲や中もがつがつしてない。