夜霧のマンハッタン/キャッツ&ドッグス


台風が去ったあと、ビデオ観ました。


「夜霧のマンハッタン」(ASIN:B0001FABBW
画廊、法廷、そしてアイヴァン・ライトマン。観やすい映画です。原題は「Legal Eagles」だけど、マンハッタンの夜景が何度も挿入されるから、こんな邦題。
18年前に焼死した画家の作品をめぐる事件に立ち向かう、敏腕検事補(ロバート・レッドフォード)と、強気な弁護士(デブラ・ウィンガー/なぜこのビデオ選んだかっていうと、先日の「僕はラジオ」から彼女つながり)。画家の娘役がまだ若いダリル・ハンナで、勿論今もだけど、脚がめちゃめちゃ長い!「パフォーマンス・アーティスト」ということで、自らのトラウマを表現してるのか、ろうそくを手にのたうったりするシーンがあります。
ロバート・レッドフォードって悪い人じゃないとは思うけど、こういう女にモテモテの役やってると、あまりいい印象を受けない。年いっても若い子相手に頑張ってるジャッキー・チェンとかぶってしまう。
夜中、眠れない彼が手にするのはタップシューズとアイスのパイントカップ。テレビで流れる「雨に唄えば」を観ながらタップを踏み、アイスを食べる。一方のデブラ・ウィンガーは、同じ映画を観ながら、ワインとチキンをヤケ食い…80年代中頃、ニューヨークのエリートにはワインが流行ってたんだって。


「キャッツ&ドッグス」(ASIN:B00008IYOL
世界征服をたくらむ猫族と、人間の友としてそれを阻止すべく頑張る犬族との争いを描いたばかばかしいハナシなんだけど、結構笑っちゃう。世界犬会議で、ヤジならぬフリスビーが飛んでるの、ツボにはまってしまった。
公開時に「声優陣が豪華」と聞いてたので、ジェフ・ゴールドブラムはどんな犬に声アテてるのかな〜ワクワクと思ってたら、実写の人間の役でした。またへんな科学者なの。でも、もう結構な年だけど、やっぱりかっこいい。
犬の声を演ってるのはトビー・マグワイヤとかスーザン・サランドンとか…年増のワケあり野良のスーザンがしぶい。
エンディングに流れる曲は、考えてみたらこれしかないだろうという「何かいいことないか仔猫チャン」。