ディープ・ブルー



この映画ぜひ劇場で観たかったんです。昔もいまも水族館や魚の図鑑が大好きだから。新宿にやって来たので、喜んで出かけました。
(いま公式サイトみたら、メイキング映像があったよ)


子供のころ、海の生物になるなら何がいいだろう?とよく考えたものですが…
私は「深海魚」希望だったんだけど(あまり動かなくてもよさそうだから)、この映画観て、深海魚の多くは結構たいへんそうだということがわかりました。インベーダーゲームみたいな闘いがあったり、エサとるために毎日水中を上ったり下りたり。
でも、デカイ魚だと、たくさん食べなきゃいけないから狩りがめんどくさいしな…


残念だったのは、ベルリンフィルオーケストラの演奏がでかすぎて気がそがれたこと。クジラの子供がシャチに食われると、ジャジャーン!とか…
(後半にさしかかったころ、隣のお姉さんがポテトチップスの袋を開けて食べ始めた。とても食べたかったらしく一気に袋を開けていたけど、音楽が大きくなかったら食べられなかったろうから、彼女にとってはよかったのかも…(笑))
あと、観てない人には何のことやらですが、あのカニの群れはいったい何をしていたの?


でも、サンゴ同士の戦いとか、夜になって気付くとサメの群れが!とか、さすがに面白い映像が満載で、楽しかったです。
マリワナ海溝とか巨大サンゴ礁とか北極とか、自分には生涯縁がないであろう場所の映像を見て、生物にはそれぞれ見合った場所があるんだから、これからも私は、人間が集まるところで生きていこうと思いました。
それから、最後にうつったシロナガスクジラの背骨が、とても立派でした。


でもって、帰りにアクア・フォレストに寄ってサカナいろいろ見たんだけど、飼うの難しそうで、あきらめました…