週末の記録



初めての久が原へ。目的は落語会だけど、まずは初めての路線、初めての駅というのが楽しい。ちなみにこの日は、博物館、喫茶店、落語会の会場の社務所と全て靴を脱いで上がることになった。


会までの空き時間に、まずは昭和のくらし博物館へ。「昭和26年建築の庶民住宅を家財道具ごと保存し丸ごと公開している」施設で、掃除のことを考えたら私にはとても住めないけど、とても素敵。当時「一般的」だったものと珍しかったもの(家人に建築の仕事をされていた方がいたため/例えば斜めに配された壁や天井など)との両方が見られる。ちゃぶ台の前に正座すると居心地がよくて、いつまでも座っていられそう。うちには家具職人さんに特注したちゃぶ台があることだしと、ミュージアムショップで館長さんの著書の一つ「ちゃぶ台の昭和 」を購入。


閉館後もまだ余裕があるので、池上線の線路際の喫茶店「田タ岩」へ。靴を脱いで赤い毛氈に上がると大正・昭和時代の調度品がずらり、って先のおうちが違うステージになったよう。茶筅でたてた「おうす風珈琲」と、あればいつでも嬉しい嬉しいロータスのカラメルビスケット。落ち着けた。