「こういう了見」出版記念落語会



出版記念トーク
三遊亭歌る美「子ほめ」
古今亭菊之丞文七元結
 (中入)
古今亭菊之丞井戸の茶碗


自叙伝の出版を記念して、サイン本のお土産付で開催された落語会。主催者側によると「出版パーティなどでなくお客様にお礼を」と本人から提案されたんだそう。
開演前、同居人は会場のトイレで師匠に遭遇し、声を掛けたらお話してくれたとか(笑)加えて私は抽選会で色紙を当てた。終演後にお願いしてもらい記念写真。


菊之丞って私的なことをあまり口にしないけど(だからこそ自叙伝にそそられたんだけど)、今回は「本に書かなかった話」を始め色々ふるまってくれた(談志のものまねも!笑)。ごく「自然」でスムーズな、仕切りやトークの上手さにもびっくり。
開口一番の後、まずは「文七元結」。10月の湯島での一席とえらい違い(あれはあれで楽しかったけど/記録)。間断なく言葉があふれエネルギッシュ。オーソドックスな演り方なのに、場内は(「ホーム」とはいえ)笑いがあふれ大盛り上がり。
中入後は、前半から置かれたまま手付かずの「湯呑み」について、使い方がいかに難しいか話してから「井戸の茶碗」へ。こちらも大変なテンポの速さ。全体を通じ、こんなに明るく若々しい菊之丞を見たのは初めてで、楽しかった。


(本はこれから読む)

こういう了見

こういう了見