湯島はなし亭


柳亭こみち「熊の皮」
古今亭菊六「居残り佐平次
 (中入)
古今亭菊之丞文七元結


告知は目にしながら、これまで来たことがなかった落語会。「12月並み」の気温に加えて雨のためかお客さんの出足は遅かったけど、開始時には座布団が全て埋まる。


こみちさんが「熊の皮」に入る前に振ったのは、自らの結婚生活の話。最近のマクラ、初めて観た時よりずいぶん大胆でくだけた「風」になってきており楽しい。噺の方も乗ってる感じでとても聴きやすく、面白かった。
菊六さんを観るのは初めて。端正な感じの人だった。
中入が終わった時点で既に終了予定時刻の30分前。マクラもそこそこに始まった本編、間が無いというか、えらく速い。とはいえ終わって時計を見たら、体感では30分程度だったのが50分演ってたけど。本人は最後の拍手を遮って「もっと稽古して参ります」。今後に向けてのネタ下ろしに近い会なんだろうし、バタバタしてる菊之丞って初めて見たから、却って楽しかった(笑)