最近観たもの


ピーター・グレイヴスが亡くなったというので、機長役で出演の「フライングハイ」。ZAZもので手元に置いてるのは「トップ・シークレット」とこれだけ。久々に観ると、陳腐な言い方だけど「心の故郷」って感じで落ち着く。来月出る初DVD化の「フライング・コップ」は、ビデオ持ってないから楽しみ☆

フライング・コップ [DVD]

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松本清張傑作選 第一弾DVD-BOX

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清張の生誕100周年記念としてリリースされた、TBSドラマのBOXセット。「二階」から観た。十朱幸代が可愛い。


チョイス! [DVD]

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田舎町で一人娘と暮らす「バド」(ケビン・コスナー)が、ひょんなことからアメリカ大統領選を決する一票を握ってしまい、大騒動に巻き込まれる話。
冒頭の、ケビン演じるパパのすべったりころんだりのドタバタに表れてるように、軽いコメディで、ぐっときたりキツかったりするということはないけど、勉強することの大切さが描かれてるのが良かったし、楽しく観た。
酒飲んで寝てばかりの父親と、しっかりものの娘。互いに文句はありつつも仲良く釣りをする親子の姿に、「唯一の宝物」である娘が独立したらどうするんだろう?父親が自立する話なのかな?とも思った。
一躍有名人となったバドの前で、二人の候補者は必死に(側近いわく)「求愛のダンス」を踊る。有名人を使っての取り込み作戦に始まり、彼の何気ない一言で、共和党が「同性愛者のカミングアウト」、民主党が「反中絶」を笑顔で訴える。一つのものが持つ全ての要素に賛成なんてできないのに、どれかを選ばなければならないことって、選挙に限らずあるものだと、改めて思わされた。


星の国から来た仲間 [DVD]

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ツタヤで「ウィッチ・マウンテン」のリメイク元ですと並べてあったのでレンタル(「ウィッチ〜」は観たもののあまり記憶にない)。とても面白かった。
孤児院に入れられた兄と妹。子どもの世界の描写もそこそこに始まる、「悪者」からの逃亡劇。二人は何かに突き動かされるように「ホーム」を目指すが、その先に味方がいるのか、何があるのかも分からない。さらには山奥という「行き止まり」に追い詰められる不安感。その先はもう、飛んで逃げるしかないってのは明らか(笑)
超能力で鍵を開けたり、動物に助けてもらったりの逃亡の果てに、彼等は空を飛ぶ。「E.T.」の自転車シーンの原型はこれだったのか〜(?)と感動した。スピルバーグの大仰な演出と違い(それはそれでいいけど)、控え目で素朴な描写がいい。最後に「他にも二人のような子どもがいる」とロマンを広げるあたりもぐっときた。