初めて入った近所の喫茶店の、プリンアラモード。こういう器に入ってるのは珍しいから嬉しかった。いつもの交差点を上から眺められたのも満足。
土曜日はバルト9で「ラスト、コーション」を観る(感想はこちら)。こんなふうに、シンプルでオーソドックスでカラフルな日本映画の新作があったらいいなあと思う。アン・リーの変遷を考えたら、今後その手の日本人監督が出てきてもおかしくない。
先週は、近所のツタヤでやっと「ブロークバック・マウンテン」が空いたので、観返した。
二人の間に起こる「出来事」は、ベタで普遍性があると思われることばかり(しばらく会えないと言われその足でメキシコへ男を買いに/離婚の知らせを受け浮かれ気分で車を飛ばす、など)なのに、ものすごく力強い。全ての視線や仕草が胸にくる。
劇場で観たときには、あの羊の群れも印象的だった。そういや高校生の頃、試験で早く帰って「お昼のロードショー」を観ていたら、林道で羊の群れに遭遇して立往生するというシーンに遭遇した。その後観るのをやめてしまったので、何という映画かいまだに分からない。
ここ数日の夜は、ほとんど眠れなかった。朝方に映画の感想を書いたりお菓子を作ったり。ちなみに同居人は、私がパソコンに向かっていると「何調べてるの?」と言う。日記など書かない人にとってはパソコンの用途ってそうなんだなと新鮮に感じる(といっても、私にとってはそういう男の人の方が多いんだけど)
日曜日はお昼すぎから、渋東シネタワーで「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を観る。ナタリー・ポートマンの髪型、私が子どもの頃(の風呂あがり)とそっくり。
寝不足がたたり、前半何度か意識が飛んでしまった(同行者いわく「上向いたまま寝てた」)。エンドロール後に立ちあがったら、後ろの子どもも大口を開けて熟睡しており、父親に「終わったぞ〜」と起こされていた。
お客の男の子エリックは、かつてのルーカス・ハースを少し崩したようなかんじの顔立ち。ルーカスも出てた「アメージング・ストーリー」…こういう話なら、そうした一篇くらいがちょうどいいのに。
エリックのママは、友達のいない息子を毎日責め立てる。やなやつ。それなのに最後の場面ではニコニコと一緒にいるので訳が分からない。私こーいう映画、許せないんだよね…。ちなみに他の登場人物も皆、友達なんていなさそうだった。それでいいのに。
おもちゃ屋が売りに出されたことを知ったエリックが、スーツを着て会計士のところに相談に行くくだりが面白かった。同行者が「日本映画なら募金活動するかも」というので笑ってしまう。
夜は鮭の味噌ミルクスープ(煮込んだアスパラと小松菜が美味)、かぼちゃのそぼろあん、ごぼうの卵とじを作ってもらう。諏訪の伊東酒造のお酒(大寒仕込とにごり酒)がすごく美味しかった。
その後、同居人が突然観たくなったというので借りてきたカーペンターズのDVDを流す。
ライヴ・イン・ジャパン?イエスタデイ・ワンス・モア 武道館1974 [DVD]
- アーティスト: カーペンターズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2001/11/21
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