Charlie and the Chocolate Factory


「Crow:The Wicked Prayer」のエドワード・ファーロングって、「こうすると小顔に見えるメイク」の見本のようだ…
(というか、元をたどればロバート・スミスなんだけど…)
(エディは「アメリカン・ヒストリーX」のときなんて坊主頭でもこんなにキレイだったのにね)
(私はブランドン・リーのしか知らなかったけど、ザ・クロウってこれが映画化4作目なんだって。←「The Crow」ファンのページより)


きのうからロアルド・ダールつながりで。
ティム・バートンCharlie and the Chocolate Factory」のポスター
リンク先のページから、セットの遠景(ワンカチョコのロゴ入りトラックだ〜)など他の画像もいくつか見られます。
デップもジーン・ワイルダーみたいに、でんぐり返って登場するのかなあ?
写真は私の持ってる「チョコレート工場の秘密」。いまはこんな装丁(ASIN:4566010511)みたい。

テレビは五官をだめにする!
テレビは想像力をぶちこわす!
テレビは心をかきみだす!
テレビは子どもをなまくらにする、めくらにする
  (チョコレート工場の秘密/田村隆一訳)

このお話は、ダールが子供たちを寝かしつけるときに話して聞かせたもの。工場主ワンカさんの注意に背いた子供たちは次々とヒドイ目に遭う。どうも「大人の言いつけを守らなければ不幸に、守れば幸せになれる」というのがテーマ…のように、私には思える。
ダールはとくにテレビを敵視していたようで、本文中、小人族のウンパ・ルンパが歌う上記の部分だけ文字が大きくなっている(原書でも同じく)。新訂ではこの部分、どういう訳になってるのかな?
(テレビといえば、大宅壮一の「一億総白痴化」はこれより10年くらい前。早いなあ)
しかしこのこと知ってると、「ロアルド・ダール劇場」で視聴者に向かって作品解説してる本人を見るたび、なんか複雑な気持ちに…(笑)


ちなみに「007は二度死ぬ」「チキ・チキ・バン・バン」は、ともにイアン・フレミング(原作)→ロアルド・ダール(脚本)。いずれもストーリーについて深く考えてはいけない映画…