白鳥一人創作落語会



三遊亭白鳥刑務所の中
三遊亭白鳥豆腐屋ジョニー」
 (中入)
三遊亭白鳥「新あたま山
 (1/14・なかの芸能小劇場


ここでの会の話始めは今や決まっている、「朝早くから」と「落語家はいつだって楽をしたいもの」。この日は、会に続けて来るときはメールをくれれば(被らないよう)ネタを変えます、と新たな約束をしてくれた(笑)でもってこれも前回と同じ、いつもはやらないネタをと噺に入る。


初めて聞いた「刑務所の中」は、元の噺を「99パーセント変更した」とのこともあってか、白鳥さんの作品としか思えない。次の「豆腐屋ジョニー」の枕で「ハードボイルドが好き」と言っていたけれど、その前のこれだって十分、60、70年代あたりの「洋画」を思わせる展開。「足立刑務所」のくだりの円丈についての「落語がやれないと言いながら高座に上ってる」なんていじりから、今の師匠に対する愛を感じて嬉しかった。