芸協らくごまつり落語会


桂歌丸粗忽長屋
桂米丸「スリル」


「師弟競演会」。歌丸によれば「師匠とはあまりやったことがなく、今日が3回目」だそうで、らくごまつりの数ある会の中でも普段あまり観ないからと選んで正解だった(笑)
歌丸のマクラ「お客様にも勘のいい方とそうでない方とがいるもので、こちらから見ていると分かるものです」と言うので同居人がなるほど〜とうなずいてたら、何のことはない「鈍い人は帰ってから笑う」というお決まりのギャグ(笑)つまり、当たり前ながら上手くて、かちっと出来上がってる。
米丸をナマで観るのは初めて。祖母とおない年だ。おしゃれな爺さんって印象だけど、この日も素敵な色合いの着物で登場。年をとるとどうだこうだ、今輔に弟子入りした際のあれこれなどを行きつ戻りつ話す様子は、おばあちゃんとの食卓のようでもありながら、安心できて気持ちいい。同居人が「ああいうどうってことない噺を聞かせるのが真の芸人って感じするなあ」と言ってたけど、それもそうだなと思う。