お笑い落語道場


黄金院梶川「鮫講釈」
三遊亭遊雀初天神
三遊亭遊雀「くしゃみ講釈」


新宿歴史博物館で行われたイベント。遊雀さんいわく「色んな人が落語を楽しんでるということを伝えたい」。


区主催の落語講座を受講してると思われるお子さんの「牛ほめ」に続いて、法政大学の落研の方が一席。この噺って市楽さんが演ってるとこばかり思い出しちゃうけど、後に遊雀さんが「ああいう噺は若いうちに覚えてがんがんやらないと」と言うので、そうなのか〜と腑に落ちた。
遊雀さんの一席目は、以前よりパワーアップしてる「初天神」。父親が金坊に「お前、日々進化してるな」(これは初めて聴くセリフ)と言うんだけど、まさにその通り。
おそらく一席の予定が、時間が大幅に余ったためか、再度高座へ。「何をしようか…」と「くしゃみ講釈」。「ここまで出かかってるんだけど…今引っ張り出すね」という箇所で客の携帯電話が鳴り、「忘れちゃったよ!二度と鳴らさないで」。落語の「いろは」を伝えるイベントでもあったためか、笑わせつつもしっかり注意して噺に戻る。二席たっぷり聴けて楽しかった。