コーヒー&シガレッツ



劇場で観られなかったので、DVD借りてきました。オープニングの「Louie Louie」を聴くと、もう何度も観た馴染みぶかい映画に接しているような、ふしぎな気持ちに。
乱雑に置かれたコーヒーカップや灰皿を真上から撮ったアングルが多かったのですが、テーブルクロスの模様が色々で、(この映画はモノクロだけど)あれ、ほんとはどんな色だったのかな?格子模様のが多かったけど、私は格子というと、どうしても楳図かずおを思い出してしまう。
(余談だけど、前回書いた「ラスト・マップ」で、マイケル・ケインが遺言を書くケンタは、イスのビニールシートに細かい安っぽい模様が入ってて、日本では見たことがない仕様だった。可愛かった)
ケイト・ブランシェット一人二役で演じるエピソードは、全然違う内容の「10ミニッツ・オールダー」内「女優のブレイクタイム」を思い出してしまった。ようするにジャームッシュの描く「女優」なんだけども。あれもタバコが印象的だった一編。