大沢誉志幸/ホッピー神山


肌寒くなってくると大沢誉志幸をひっぱり出して聴く。今は「大澤」だけど。
私が中学生のとき部屋に貼ってたポスターは、マイケル・モンローとこの人の(と、入れ替わりでエトセトラ)。彼の顔には興味なかったけど、「Scrap Stories」(ASIN:B000064Q11)に付いて来たのが気に入ったので。このアルバムみたいな、ポップで部屋が明るくなるやつでした。
結構おんなじような曲多いし(ヒット曲「そして僕は途方に暮れる」のほうこそめずらしい曲調)、ハスキーな声ってあまり好きじゃないんだけど、アルバム集めて熱心に聴いてました。


とくに好きなオリジナルアルバムは、「Scrap〜」の前の「in・fin・ity」('85/ASIN:B00005MZU1)と「LIFE」('86/ASIN:B00005MZU2)。全曲ホッピー神山が編曲してたころ。前者はCDケースが珍しい仕様で、開けるときぶち壊しそう。後者はライブレコーディング風景を収録したビデオも持ってます。淡々としてるけど面白い映像なんだ。去年DVDで再発してる(ASIN:B0000QX1Y6)。


「Scrap〜」が出た87年の大晦日、「ロックンロール・バンドスタンド」という、各都市に数組ずつミュージシャンが来て年越しライブを行うイベントがありました。名古屋のメインは彼だったのですが、私は中学生になったばかりで、夜は外に出してもらえなかった。
しょうがないので後日深夜放送されたのを録画したんだけど(これは各都市分、いまでも実家にある)、そのときやった「彼女はfuture-rhythm」(上記「in・fin・ity」の一曲目)が、ブラス入ったバージョンで、かっこよくてね。客席が映ると、黒い服来た、ふだんはシャイそうなお姉さんたちも頬染めながら踊ってた。
ちなみにその後に出演したのがPINKで(このときの大沢誉志幸のバックバンドは「エル・タバスコス」、キーボードはホッピー神山から別の人になっていた)、私はそのとき初めて見たんだけど、「Scanner」一曲しか放送されなかったけど、強烈な印象を受けました。
そういや黒沢健一とかと組んだSCIENCE MINISTRY(公式、試聴アリ)ってどうなのかな?買ってみようかな。