サバイバル・ブック


私の数年来の愛読書のひとつに、柘植久慶の「サバイバル・ブック」があります。

実践に役立てるつもりはなくて(なんかえらい身体鍛えなきゃなんないし…)、たんに読み物として面白いから。
でも「氷砂糖」は重宝するってことと、飛行機が墜落しそうなときは、脚がちぎれるのを防ぐためにイスの上にあぐらをかくといい、ということはちゃんと覚えている。
でも、昨日のような地震にそなえては、こっちのほうを読んどくといいかも。やはり災害時には「ウィークポイントを文明の利器でカバーしてる部分」にクると思うので、たとえば私の場合、コンタクトのケア用品…いや、コンタクトなんてしてられないから、替えのメガネを複数用意しとくべきだと思ってます。思いつつ数年。


子供のころ読んだ向田邦子のエッセイに、地震への備えは何もしていないが、逃げなきゃなんないときハダカだと困るから、おフロからあがったら素早く服を着るようにしています、というくだりがあった。なるほどな〜と印象的だったんだけど、これもなかなか実行できず。


いつどこで地震が起きてもおかしくないけど、なるべく皆の被害が少なくてすみますように…