アリスの恋/mott the hoople


ピンポーン、ドアを開けたら
「私、ミニシアター刑事(「スチュワーデス刑事(デカ)」のノリで)という者ですが、捜査に協力していただけますか?」
と言われる夢を観た…


きのう日テレで「アリスの恋」やってたんだ。観ればよかった〜。
この映画の冒頭、エレン・バースティンの息子が大音量で聴いてて父親に叱られるのが、モットザフープルの「メンフィスからの道」。まあたしかに、イアン・ハンターの声はファンじゃない限りデカい音で聴いたらアタマ痛くなるかも…(笑・私は、以前書いたように彼の声が大好き)
アリスの恋」、今月DVDが出るんだね。買おうかなあ?

アリスの恋 特別版 [DVD]

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リンク先のアマゾンのレビューで、他のロードムービーの例として「ハリーとトント」を挙げてる方がいますが、これもいいよねえ。老人ホームでのダンスシーンが忘れ難いです。
老人同士(という言い方も何だけど…)のカップルのダンスとしては、「ニューヨークの亡霊」(ASIN:B00005J4A5)でのマイケル・ケインマギー・スミスの舞踏会シーンも印象的。幽霊になってもイヤミの応酬ばかりの夫婦が、本心を打ち明けあって静かに踊る。


mottについては、元サイトにも何度か書いたけど…

yeah it's a mighty long way down rock'n'roll
as your name gets so hot your heart grows cold
and you've got to stay young man, you can never be old
all the way from memphis


yeah it's a mighty long way down rock'n'roll
through the bradford cities and the oreoles
and you look like a star but you're really out on parole
all the way from memphis


ロックンロールへの長い、長い道のり
名前が売れればハートは冷める
若くいなくちゃ、じいさんになんてなるもんか
メンフィスからの帰り道


ロックンロールへの長い道のり
ブラッドフォードシティを抜けて、オリオールを抜けて、
スターに見えたって、執行猶予中なのさ
メンフィスからの帰り道


  - All the Way from Memphis ('73)




Buffin lost his child-like dreams
and Mick lost his guitar
and Verden grew a line or two
and Overend's just a rock'n'roll star
behind these shades the visions fade
as I learn a thing or two
oh but if I had my time again
you all know just what I'd do


rock'n'roll's a loser's game
it mesmerises and I can't explain
the reasons for the sights and for the sounds


we went off somewhere on the way
and now I see we have to pay
the rock'n'roll circus is in town


バフィンは無邪気な夢を失い
ミックはギターをなくしてしまった(?)
ヴァーデンの顔には1、2本のシワが
オヴァレンドはそうさ、ロックンロール・スター
日々の中、皆がみていた幻は消えうせ
ぼくもちょっとは学んだのさ
ああ、もしも、もう一度やり直せるなら
ぼくがどうしたいか、わかるだろ?


ロックンロールは敗者のゲーム
そいつは皆を惹きつける
理屈なんて…ぼくにも言葉にできないんだ


ぼくらは道を間違えてしまった
だから、今こそなんとかしなければ


ロックンロール・サーカスが町にやってきた…


  - Ballad of Mott the Hoople ('73)


(ミックとはミック・ラルフスのこと。人気絶頂の折、いちばんにモットを去ったのが彼)
(訳はもしかしたらどっか間違えてるかも…)


オジー・オズボーンが、新しいカバーアルバムでイアン・ハンターを迎えて「All the Young Dudes」を歌うそうです(ソース)。これほんと、いろんな人がやってるね?