エクスプロラーズ


先日借りてきて観た「バスカヴィルの獣犬」、9月にBS2で放送されるみたい。先のことですが。
NHKは単発ドラマでもこうしてキレイなページ作ってくれるからいい。


「ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション」DVD…10月なんてこれもまた先だ。ブレンダン・フレイザーとジョナ・エルフマンって、私にはすごくツボなコンビなんだけど、上映時間が限られてて行けなかったから、はやく観たい。
(でも吹き替え版、ブレンダンが森川智之なら、ジョナはやっぱり雨蘭咲木子がよかったな〜)


劇場鑑賞記録だと新作の話ばかりになっちゃうから、たまには好きな映画について書くことにします。ちなみに昔選んだ私の「お気に入り映画ベスト30」はコレ。改めてみるともっと色々あるけど。
でもって今日は、上記「ルーニー・テューンズ」つながり、あるいは「スパイダーマン2」観てたら思い出した「エクスプロラーズ」にします。何故思い出したか書くとちょっとネタバレになるので、そこは省略。ジョー・ダンテだと「スモール・ソルジャーズ」にキルスティン・ダンストが出てるけど、こっちのほうが好きなので…(ちなみに一番好きなのは「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」)。
しかしジョー・ダンテ最近の写真みると結構シブい。もっとおたくっぽいのかと思ってた。



エクスプロラーズ」は、手作りの宇宙船で宇宙に出かける少年たちのお話。コレ根っからの「子供映画」なのです。だって(→いつか観る人にはできれば知らずにおいてほしいネタバレ)彼等を迎える宇宙人も「子供」で、同じ子供の友達が欲しくて彼等を呼ぶんだから。


私、ほんとは子供もSFもあまり得意じゃないんです。でもこれはフシギと好きなんだよなあ。
主役は三人の男の子。コンピュータおたくのウォルフガング(リバー・フェニックス…後に映画の冒頭からしゃぶられることになるとは思えない眼鏡っ子ぶり)、宇宙映画に夢中なビル(イーサン・ホーク…めちゃめちゃ可愛い)、一匹狼のダレン(ジェイソン・プレソン…この子、今どうしてるんだろ?)。
冒頭、学校のいじめっ子にヤられているビル。割り込んで助けてくれたダレンを「今日一緒に遊ばない?」てなわけで相棒のウォルフガングの家に連れて行くんだけど、いつものように自分たちで盛り上がっちゃって全然相手をしない…こういうシーンに(映画なのに!(笑))やきもきしちゃうから、子供が出てくる話って苦手なんだよね…
(子供が嫌いとか悪いとかいうわけじゃなくて、子供って「そういうもん」だから。これが大人なら「そういう人なんだ」と観られるけど、子供に対してはそうはいかないでしょ、だからツライ)


宇宙へ着いてからは、ハッキリ言ってなんだこりゃ!という展開なのですが、自分の場合、本格SFに不慣れだから却って気楽に観られます。オチである、宇宙人の「お父さん」が出てきて子供を叱りつけるシーンが可笑しすぎる。


クリス・コロンバスの「ベビーシッター・アドベンチャー」のときにも書いたけど、子供映画の醍醐味のひとつは、ワクワクする冒険のあとにちゃんと「家に帰ってくる」ところ。非日常は、日常があるからこそ楽しいんだよね。
地球に着いた宇宙船から家の明かりを見下ろしたダレン(普段は家に居場所がなくウロついている)が「オヤジ、まだ起きてるな」とかなんとか言うのが印象的でした。