立川談笑 月例独演会


立川談笑「猫の女郎」
立川談笑原発息子」
立川談笑「自我の穴」
 (中入)
立川談笑河内山宗俊


出囃子は「Smoke on the Water」。この日は談笑のド真ん前という恥ずかしいほど最高の位置(前から3列目だったけど、2列目までは座席が左右にずれている)。高座に駆け上がって来た瞬間テンションを感じたら、その通り充実した会だった。
予想通りカンニング話題をさらっと振ってから、先日の落語会でのとあるエピソードを。その影響なのか(笑)「自作ネタ」を4連発。「猫が出てくる落語は少ないから、可愛いのが出てくるのを作った」という「猫と女郎」(猫好きなのかな?談笑の「猫と金魚」大好き、可愛くないけど・笑)、最近同居人と「金魚の芸者」について話したばかりだから嬉しかった。
初めて聴いた「自我の穴」は(「不動坊火焔」を思い出させる?)前座さんも使用しての一席、落語会にない演出に会場が盛り上がる。内容としては、何でもきちんと考える談笑が「粗忽長屋」を掘り下げたらこうなった、という感じ(笑)
中入後は「野球拳」で登場、「桜の季節の噺を」と「河内山宗俊」。前半と打って変わった「言い立て」や「ワル」の味わいを楽しむ。(CDと比べて)はしょってないのに随分短く感じられた。