立川志の吉 東京駅前独演会


立川春樹「狸鯉」
立川志の吉「花筏
 (中入)
立川志の吉「茶の湯


初めて聴いた志の吉さん、楽しかった。本人も客席もひっくるめて、へんな言い方だけど「皆お友達!」って感じの雰囲気。「自分はマックで育った世代の落語家だから、通の人には嫌われるんです」と笑いを取る。歌舞伎番組のナレーションを頼まれ知識がないからと断ったら「そういう人の方が分かりやすく説明できるんです」と言われて引き受けてしまった、という話をしてたけど、高座の上でもとても「分かりやす」かった。


旬の相撲を扱った「花筏」はネタ下ろしだそうだけど、そうと思えないほど流暢だった。
中入後は「自分は趣味を仕事にしたから、趣味はと聞かれると困ってしまう」…という話を振ってから「茶の湯」へ。お茶を淹れる場面、飲み込む場面が漫画のようで笑ってしまった。