柳亭こみち ネタおろしの会


柳亭こみち「新聞記事」
柳亭こみち「金魚の芸者」
 (中入)
古今亭志ん丸「短命」
柳亭こみち「締め込み」


めくりの後ろにクリスマスツリー。平日ということもあってか、いつもに比べお客さんは少人数。ゲストの志ん丸さんについて→志ん橋師匠の思い出話を振ってから、いきなり今回のネタおろし「新聞記事」。初めてと思えないほど流暢だった。
次いで「こちらも4年ぶり」「本来なら夏の噺なんですが…」と「金魚の芸者」。「金魚」丸出しの返答をする丸っ子が「愛嬌のある娘さんだねえ」と言われる、その通りさらりと愛らしい。こみちさんを初めて観たとき「元犬」演ってたから、動物ものって嬉しい。
その後の志ん丸さんは噺家のあれこれについて話しまくること長時間、もう持ち時間が終わりと「短命」へ。ごちゃごちゃうるさいのが、ぶさいく同士の夫婦って感じで、却って楽しかった(笑)


中入後は軽い「犯罪」ネタのマクラを振ってから、「ちょっと『つく』かなって感じですが…」と「締め込み」。「油紙に火がついたように」喋り捲るおかみさんは初めて、とても面白かった。