こみちの路


鈴々舎やえ馬「弥次郎」
柳亭こみち「四段目」
柳亭燕路「火焔太鼓」
 (仲入り)
柳亭こみち(日本舞踊)
 (仲入り)
柳亭こみち「堪忍袋」


日本橋亭にて、師匠も出演しての「7年3か月の集大成」。椅子も取り払っての超満員。こみちさんによれば「どこを見てもお世話になった方でいっぱい」だそうで、例えば同居人も個展をやるときなど古い友達に知らせてるけど、どんな職業も同じだなあと思った。


やえ馬さんは「私とおない年」…ということは私ともおない年の前座さん。始まってしばらく会場がばたばたしてたこともあり、落ち着かなかったけど、明るい雰囲気で、会場は温まった。
こみちさんの二席は、いずれも楽しかった。マクラもこれまでにないほどくだけてて、気持ちが伝わってきたし、本編では、しれっとした定吉や「堪忍袋」の奥さんなんかがやっぱり可愛い。
踊りのパートは「独演会だからできること」。いわく「落語も日本舞踊も、その人を演じてるってことで、自分の中では同じ」。とはいえ知識がない私には、何をしているのか全く分からず。話の内容が分かるって大きなことだ(笑)


終わって外に出たら、挨拶する人の列ができてたけど、うちらが通り過ぎるとき、こみちさんが走り寄って声を掛けてくれたので嬉しかった☆常に二人組の客は覚えやすいんだな。