ブーツの怪談


甲州街道は、もう秋なのさ…というわけで、とてもよく晴れた日曜日、山のほうに行って来ました。


先日買ったブーツがとても歩きやすくて嬉しい。ベロアのやつ。
ピンヒールだと、日に何度も「穴」にはまるんだよなあ。側溝の割れ目やアミアミは勿論、ペタ靴履いてると気付かないかもしれないけど、町は陥没だらけだ。以前、ニューヨークで、陥没した歩道のせいでケガした人が行政を訴えたというニュースがあったと記憶してるけど…
目や脚、その他身体の不自由な人にとって、町はさぞかし怖いだろうなあと思うことです。
階段昇りも油断ならない。靴底の前部分だけがのっかって、ヒールがおいてけぼりになっちゃって、体重かけた途端にガクっと後ろにひっくり返りそうになる(この文章で通じるかな?)。でもガクっとなってる人他にあまり見かけないから、私の歩き方が悪いのかなあ。


それにしても、今年に始まったことじゃないけど、ウエスタンブーツがまた街に並ぶ日が来るなんて、思わなかった。
私がブーツ履きはじめたのは高校生になった90年ごろ。最初に買ったのがサイドゴアブーツとウエスタンブーツでした。カシュクールとミニスカなんかに合わせて。カラオケで森高千里うたったりしてた。


ブーツといえば、昔、フシギなことがあった。
もう数年前のことなんだけど、冬のある日、ブーツ履こうと足を…って、足が入らない、ジッパーがあがってる!私は不精なのでジッパー付のは脱いだらそのままたてかけとくのですが、なぜか、もう片方も、他のブーツも、玄関にあったの、全部ジッパーがあがってる。
そのときは「?」と思っただけで出かけてしまったのですが、帰宅する頃にふと怖くなって…当時合鍵持ってた人がいたので聞いてみたんだけど、そんなことしてないって言うし(そんなことしそうにない人だったし)。
話はそれで終わりなのですが。思い出したらフシギだ。