平日の記録



チェーン店の新商品。
タリーズの「T's フレンチトースト メープルハニー with フレッシュバナナ」。切ったら中が真っ白で、あまりの染み込んで無さにびっくりしたけど、たまには固いフレンチトーストもいい(笑)
ドトールの「いちごのミルクレープ」は、中に苺のクリーム、表面に苺のスライス。美味しかったけど、ドトールといえばのミルクレープの幅が狭くなったというか小さくなったような気がする。
エクセルシオールカフェのバナナタルトも果肉入り。閉店近くだったせいか随分しなってたけど、カスタードクリームとバナナの甘さが嬉しい。


「劇場版 ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション」を見に行った際、シネ・リーブル池袋で販売されているオリジナルドリンク「コメットカルピス」を飲んでみた。ホイップクリーム金平糖をのせたラズベリー&ブルーベリーのカルピス、なかなか美味。



映画は1978年から82年にポーランドで製作されたテレビシリーズを再編集したもの。目が眩む程の豪華な声優陣(ステラン・スカルスガルドアレクサンダー・スカルスガルドマッツ・ミケルセンピーター・ストーメアマックス・フォン・シドー等)が目当ての反面、「声」ばかりが気になって集中できないのではと心配してたんだけど(笑)見ているうちに頭の中で声が映像に馴染んで、話に入り込めた。役者はやっぱり役者だね。映像も話も素晴らしく、至福の時間。落語の「愛宕山」や「壺算」等に通じる部分があるのも面白い、どの国でも似たようなことを考えるものだ(笑)
この話が面白いのは、予告編で言うところの「大冒険」の目的が「天文台まで行って識者にものを聞く」だってところ。それを成し得た後半は「家に帰る」ために頑張る。やっとこさムーミン谷の近くに辿り着くと、人々が列を成して避難している。しかし彼らは冒険の結果、決定的な時をやはり家で迎えようとする。といっても家=皆がいるところ、なんだけども。



ムーミン・イヤーの今年、先月は「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」も見た。こちらは「トーべ・ヤンソン生誕100年記念作品」として昨年フィンランドで制作された長編アニメーション。冒頭、難破船と見るや何があるかな〜と駆け寄る一家の姿に、「日本残酷物語」の一番最初に出てくる「難破船の物資に頼らなければ生活できないから神に海難事故を祈る人々の話」を思い出してしまった。根っこは同じかもしれないと。