民音落語会


三遊亭はら生「からぬけ」
三遊亭白鳥「戦え!おばさん部隊」
柳家さん喬ちりとてちん
 (中入り)
林家正楽紙切り
三遊亭円丈「悲しみは埼玉に向けて」


敬老の日、よみうりホールにて。ありそうでない組み合わせに喜んでチケット取ったんだけど、座席の4分の1は空いていた。あんなの初めて、なぜだろう?


この日は落語会にあまり来ないお客さんが多いようだった。従って白鳥さんは「名刺」として、何万回と聴いた(気がする・笑)マクラとおばさん部隊の完全版。完璧な出来。
さん喬は例によって季節の話題からボジョレー→「レストランでワインを頼む時」。続く「ちりとてちん」の食事シーンもそうだけど、そんなの上手いに決まってる。ちなみに本編中、携帯が2度も鳴って可哀相だった(一度目は「電話ですよ」と触れたけど、二度目は黙ってた)。
中入り後の正楽は、いつもの紙切り(ただしプロジェクター使用/最後に「小沢」を頼まれて戸惑ってたけど見事な出来)の後、美空ひばりメドレー。楽しかった。


トリの円丈は、自己紹介がてら円生襲名問題について。もはや形骸化した「持ちネタ」になってる(笑)何をやろうかと言いながら「午前の回で『藪椿の陰で』をやったんだけど、秋の渡り鳥『もず』が出てこなくて『あの鳥が…』1分くらいしてから思い出して『さっきの鳥はもずでした』って、クイズじゃないんだから」。この「もず」毎回引っ掛かってるな…でもそっちも聴きたかった(笑)
「悲しみ〜」は相変わらず面白く、客席もこの日いちばん盛り上がった。白鳥さんやさん喬からは「率なくこなした」感を受けたけど、円丈は頑張ってた。