パイレーツ・ロック



ビル・ナイのスーツ姿も最高で、楽しかったけど、好みのルックスの男性がいなかったこと(しいて言うならカール?)と、ジョークや人情の羅列が主で「ロック」という感じはあまりしなかったのが残念。じゃあ「ロック」な映画ってどういうの?と言われると、返答に困るけど…
さらにはDJの数が多すぎて、人の見分けが苦手な私は、だいぶ経ってから「こんな人いたんだ」「この人とこの人、違う人なんだ」ということが幾つかあり、そんなんで終わってしまった。


最後にたくさんの助けが来てくれるの、ロマンチックだなあと思ったけど、「今まで電波だけで繋がってたDJとリスナーとの御対面」というわけじゃないんだよなあ。しかも助ける側が選り好みしてるし!…と言ったら「そこがイギリスっぽくて面白いんだよ〜」と返されたけど、たまたま縁があった者同士、仲良くなるほうがいいのに。


映画における「曲名=女の子の名前」で一番に思い出すのは、「デトロイト・ロック・シティ」で流れる「ベス」。可愛らしいあのシーンもいいけど、今回の「エレノア」は、男の子にとってはシビアなのが良かった(笑)
私の好きなスモーキー・ロビンソンの「Ooo Baby Baby」でも女の子が登場。最初に現れた時には輝いてたのが、二度目では、こんな普通の子だったっけ?というふうに私には見えて、男の子の心情を表してるようで、面白かった。