LIFE 井上陽水 40年を語る


録画しておいた四夜連続の「LIFE 井上陽水 40年を語る」を、まずは一回分観る。時代順に、キーワードに基づいて軌跡を追う構成。始まって程なく、大好きな「Just Fit」が使われたので嬉しかった。


初日のキーワードの一つである「ビートルズ」について、当時のマネージャーによると、「好きなの?」と聞いても(「上京したてで強がっちゃって」)いや別に…と答えてたのが、こっそり覗いたら延々とビートルズの曲を弾き語りしてたっていうのが可笑しい。人には色んな側面と変化があるものだ。


デビュー当時のプロデューサーいわく、陽水は(当時流行っていたフォークソングに比べて)「個人的でセンチメンタル」。それこそが魅力だと思う。もっとも74年生まれの私にとっては、80年代半ば…第二の全盛期だった「9.5カラット」前後、それ以前よりセンチメンタルではなくなってた頃…の印象だけど。加えて、自分の最も心に馴染む「日本のポップス」とは、星勝川島裕二の編曲による音のこと。分かりやすい例は来生たかおの「夢の途中」とかかな?


ライブや企画盤では、ジャズっぽくアレンジしたり、著名なミュージシャンがバックでがんがん演奏したりしてるのもあるけど、私はシンプルにロックぽく演ってるのが好き。といいつつ、一番好きなアルバムはあまりシンプルでない「バレリーナ」なんだけど。


バレリーナ

バレリーナ


バレリーナ」(これはライブだけど、スタジオ盤のほうが好き)


「Just Fit」夜ヒット版。私も実家に録画ビデオ持ってる。確かにこれがベストテイク☆