20世紀少年(第一章・第二章)



録画しておいた、映画「20世紀少年」第一章・第二章を観た。
以前原作も読んだけど、これを言ったらこの話のテーマを否定することになっちゃうけど、彼等の小学生時代と「終わりの始まり」の間の人生が全く見えないところ(皆「過去」はあるけど、単なる「エピソード」という印象)が、何だか気持ち悪い。


全篇「漫画じゃないんだから!」って感じで、例えばマルオ(石ちゃん)が自分の体に爆弾を巻きつけてともだちの所に乗り込む際、「この奥にともだちが…」「この紐さえ引けば…」といちいち一人で喋るのが可笑しくてしょうがない。
小泉響子の漫画そのまんまぶりにもびっくり(特にボーナスステージの屋上でお面をめくる場面など)。原作片手に顔を作る練習をさせられたのか、CGで表情を修正したのか?なんて思ってしまった。